電子書籍サービスの利用を検討している方に向けて、Kindle Unlimitedの特徴や使い方、料金、口コミなどをわかりやすく紹介します。
「Kindle Unlimitedとはどんなサービス?」「どんなジャンルの本が読める?」「月額料金や支払い方法は?」といった疑問に答えながら、登録方法や解約手順、実際の評判まで詳しく解説していきます。
Prime Readingとの違いや、これから使い始めたい人に向けたQ&Aも掲載しているので、迷っている方はぜひ参考にしてください。
Kindle Unlimitedとは
まずは、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)がどのようなサービスなのかについて紹介します。
利用が向いている人の特徴についても触れているので、電子書籍サービスの加入を検討している人はぜひ参考にしてください。
読める本の冊数やジャンルは?
Kindle Unlimitedでは、和書・洋書あわせて500万冊以上の電子書籍が読み放題となっています。
おもなジャンルは以下を含む約28種類で、同時に最大20冊まで端末にダウンロードして読める仕組みです。
- ビジネス書
- 実用書
- マンガ
- ライトノベル
- 雑誌
- 洋書
- 児童書 など
自己啓発書や実用書のほか、雑誌では有名な週刊誌やファッション誌も対象となっており、最新号に加えてバックナンバーが読めるタイトルもあります。
また、毎月初めには新着作品がラインナップに加わり、話題の新刊や人気作が読み放題になるケースもあります。
ただし、配信終了によって読めなくなる本もあるため、気になる本は早めに読むとよいでしょう。
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対応端末
Kindle Unlimitedの利用は、対応端末を選ぶ必要がほとんどありません。
スマートフォン・タブレット・Windows PC・Mac・Kindle端末など、ひとつのアカウントから端末を問わずに最大6台まで同時に本を読むことが可能です。
本を閲覧したい端末からAmazonにアクセスし、Kindle Unlimitedに登録済みのアカウントでログインすれば、対象商品の閲覧が無料となります。
現在登録している端末情報を確認したり端末情報を削除したりするには、アカウントサービス画面から手続きします。
Amazon公式サイトからアカウントサービスに移動し、「デジタルコンテンツとデバイス」の項目から「アプリライブラリと端末の管理」を選びます。
「端末」項目から登録した端末の情報を確認できるほか、登録の解除も行えます。
Kindle端末を購入する場合、Kindle Unlimitedを3ヵ月分無料で利用できるオプションがつけられます。
端末を購入するときに「3カ月分のKindle Unlimitedつき」を選ぶと、3カ月間は利用料がかかりません。
ただし、3カ月を過ぎると自動で有料に更新されるため、注意が必要です。
Kindle Unlimitedの料金と支払方法
Kindle Unlimitedの料金は月額980円(税込)のプランだけとなっており、学割やAmazon Prime会員割引などはありません。
会員登録後は、月の途中で解約しても次の請求日まで利用できます。
ただし、次の請求日を迎えるとライブラリに追加した本にはアクセスできなくなります。

実際の評判は?Kindle Unlimitedの口コミ・レビューをチェック
Kindle Unlimitedを実際に利用している人の口コミ・レビューをチェックしましょう。
良い評判と悪い評判をそれぞれ5つずつ取り上げているので、利用するときの目安にしてください。
口コミ・レビューは、Twitterに投稿されているツイートの中から選出しています。
Kindle Unlimitedの良い評判や口コミ
口コミ1:読みたい本がたくさんある
口コミ2:買う機会を逃していた本を読めて便利
口コミ3:ラインナップが良い
口コミ4:お得感が味わえる
口コミ5:読む本を選ぶのが楽しい
Kindle Unlimitedの悪い評判や口コミ
口コミ1:読みたい本がラインナップにない
口コミ2:他サービスのほうが魅力的
口コミ3:本が検索しにくい
口コミ4:読みたい本を探しにくい
Kindle Unlimitedのメリット
Kindle Unlimitedを利用することで得られるメリットはいくつもあります。
その中から、「オフライン利用」「対応端末の豊富さ」「ラインナップ」の3点を紹介します。
オフラインでの利用
Kindle Unlimitedの対象となっている本は、ダウンロードすることでオフラインでも閲覧できます。
これにより、飛行機などの無線通信が利用できない状況でも読むことが可能です。
また、自宅のWi-Fiを使用してあらかじめダウンロードしておけば、スマートフォンのデータ容量を気にする必要がなくなります。
時間や場所を気にすることなく読書が楽しめます。
対応端末の幅広さ
Amazonは本の読みやすさにこだわったKindle端末を販売していますが、Kindle Unlimitedを利用するには必ずしも購入する必要がありません。
上述した通り、スマートフォン・PC・タブレットなど、持っている端末にKindleアプリをインストールすれば、ほとんどの端末から閲覧できます。
あとはWi-Fiまたは無線通信できる環境さえあれば、すぐにでも利用できるサービスです。
幅広いラインナップ
Kindle Unlimitedはラインナップが豊富で、扱っているジャンルはコミック・児童書・絵本・ライトノベル・辞事典・楽譜・雑誌など幅広くそろっています。
500万冊以上の本が読み放題の対象で、まだ読んだことのない本にきっと出会えます。
人気作も多く対象本となっているので、読みたかった本や話題の本をチェックすることが可能です。
キャンペーン期間内でやめれば無料
Kindle Unlimitedは、初めて利用する人を対象とした30日間の無料体験キャンペーンを実施していると、料金プランで既に紹介しました。
さらに、キャンペーンの期間中に解約すると費用はかからず、期間の途中で退会しても期間いっぱいまで利用できます。
迷っている人は一度試してみる価値がありますね。
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Kindle Unlimitedのデメリット
ここからは、Kindle Unlimitedを利用するときに気をつけたいデメリットを3つ紹介します。
サービスを利用するか個別に購入をするかで迷っている人は、判断材料のひとつにしてください。
読み放題の対象外
Kindle Unlimitedの対象となる本は随時変わります。
また、Amazonで販売されているKindle本のすべてが対象となるわけではありません。
販売元がKindle Unlimitedに指定している本が読み放題の対象となるため、たとえば漫画などのシリーズものでも途中までしか対象本に含まれていないことがあります。
事前にラインナップを確認しておくと、読みたい本がサブスクサービスの対象であるかどうかを確認できます。
対象本のラインナップ変更
Kindle Unlimitedの読み放題の対象本は、不定期で変更されています。
懐かしい本だけでなく、売り出し中の本や話題の本、新書までラインナップに加わっています。
そのため、まだ出会ったことのないジャンルの本や新しい本を読めるメリットがあります。
しかし、Kindle Unlimitedの対象となる期間が限られているケースがあります。
そのため気になった本はすぐに読まないと、いつの間にか期限が終了して読みそびれてしまうかもしれません。
保存数の上限は20冊
Kindle Unlimitedは、本をライブラリに追加することで閲覧できます。
ただし、同時に追加できる本の数は20冊までです。
21冊以上の本を登録するには一度解除してから追加しなければなりません。
もともとは10冊の上限となっていましたが、後に20冊の上限に緩和されました。
一度に借りられる本の上限数が増えたことで、仕事で使う本・プライベートで読む本・勉強に使う本・辞典・雑誌など、複数のジャンルの本を保存しても余裕ができるようになりました。
それでも、気になった本をたくさん登録したい人には不便に感じるかもしれません。
Kindle Unlimitedの登録方法
Kindle Unlimitedの登録は、Amazonの公式サイトから簡単に行えます。
ここでは、申し込みから支払いまでの流れをステップごとに見ていきましょう。
Amazonアカウントにログインまたは新規登録
Kindle Unlimitedのページへアクセス

Amazonへのログインが終わったら、Kindle Unlimitedの登録ページに移動します。なお登録は、パソコンのほか、スマホやタブレットからでも可能です。
30日間無料体験またはキャンペーンプランをクリック

登録画面から、Kindle Unlimitedの「30日間の無料体験を始める」ボタンを押下します。
Amazon Prime会員や一定の条件に該当する方など、場合によっては3ヶ月無料のようにキャンペーンが表示されるケースもあります。
希望するプランを選択し、登録画面に進みましょう。
支払い方法の選択
登録手続きが終わったら、次に支払方法を選択します。
Kindle Unlimitedでは以下の支払い方法が用意されているので、情報を入力していきましょう。
- クレジットカード
- デビットカード
- Amazonギフト券
- あと払いペイディ
- キャリア決済
なお、すでにAmazonアカウントに支払い方法を登録している場合、ここでの操作は不要です。
登録が完了すると「Kindle Unlimitedへようこそ」のメッセージが表示され、すぐに対象の電子書籍を読み始められます。
Kindle Unlimitedの使い方
ここからは、Kindle Unlimitedの使い方を紹介します。
サブスクサービスの対象となっている本を探して、実際に読んでみましょう。
また、購入の仕方についても解説しているので、参考にしてください。
本の探し方
Kindle Unlimitedの対象本を探すには、Amazon公式サイトから対象本を検索する方法と、Kindleアプリの端末から検索する方法があります。
Amazon公式サイトから対象本を検索するには、カテゴリー欄から「本・コミック・雑誌」を選択します。
つぎに、Kindleストア欄にある「Kindle Unlimited」を選択すると、Kindle Unlimitedの対象本がカタログ表示されます。
そこから、特集ごとにまとめられている本を選択したり、カテゴリーを選択したりして読みたい本を選びます。
また、検索窓から本を検索して、Kindle Unlimitedマークが入った本を探す方法もあります。
Kindleアプリから検索するには、アプリを開いたときに下に表示されている「カタログ」のボタンを押下します。
一覧で表示される本のうち、Kindle Unlimitedマークが入っている品目がサブスクサービスの対象です。
フィルタでKindle Unlimitedを選択すると、対象本のみ表示されます。
商品ページの「無料で読む」ボタンを押したあとに表示される「今すぐ読む」ボタンから本を閲覧できます。
途中で閲覧を止めた本は、アプリを開いたときに現れる「ライブラリ」の項目から確認することが可能です。
本の買い方
Kindle Unlimitedで読める本は限られており、すべての本が読み放題となるわけではありません。
また、読み放題の対象は随時変更され、本によっては期間が限られているケースもあります。
サービス対象外の本を読みたい場合や、読み放題で閲覧して気に入った本をずっと手元においておきたい場合は購入しなければなりません。
Kindleアプリでは本を購入できない仕様となっているため、iPhone・Android・Mac・Windows PCのいずれかの端末からアクセスしている場合でもアプリ内では購入ができません。
アプリで気になった本を見つけたときは、Amazon公式サイトにアクセスしてから注文する必要があります。
アプリ内で気になった本は、「リストに追加」の項目からお気に入り登録ができます。
お気に入り登録をしておくことで、Amazon公式サイトにアクセスしたときに「アカウント&リスト」の項目からリスト一覧を閲覧することが可能です。
購入したい本の情報にアクセスすると、金額と「注文を確定する」の項目が表示されるので、金額を確認し注文を確定させましょう。紙の本とKindle本のどちらなのかの確認も重要です。

Kindle Unlimitedの解約方法
Kindle Unlimitedの解約は、Amazon公式サイトから簡単に手続きできます。
- Amazon公式サイトにアクセスし、アカウントにログイン
- アカウントサービスの「メンバーシップおよび購読」から「Kindle Unlimited」をクリック
- 「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」をクリック
- 「メンバーシップを解約する」をクリックすれば解約完了
解約手続きが完了すると解約通知メールが届き、管理画面からも解約できているかどうか確認できます。
なおアプリからは解約手続きを行えないので、必ず公式サイトから操作しましょう。
詳しい解約方法については、以下の記事で解説しているのでぜひこちらもご覧ください。

Kindle Unlimitedに関するFAQ
最後に、Kindle Unlimitedを利用する上で、多くの人が気になるポイントをまとめました。
各質問にわかりやすく答えるので、これから申し込みを検討している方はぜひチェックしてみてください。
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まとめ
Amazonが運営するKindle Unlimitedは、幅広いジャンルの本が読み放題となるサブスクサービスです。
とくに本を読む機会が多い人におすすめのサービスです。
Kindleで電子書籍を購入する機会が多い人は、読み放題サービスに加入するとさまざまなジャンルの本が楽しめます。
対象本は約200万冊ありますが、読みたい本が対象本に指定されているかどうかを確かめたうえで利用しましょう。
読みたい本がラインナップにない場合はKindleで単品購入するか、他のサブスクサービスを検討してみましょう。





